これはもう、完全にいけませんでしょう。
B学童の一年生は、幼くてなかなかスタッフの言うことをきかない子が多い。
年々一年生が幼児化していくのを肌で感じている私ですら、今年のB学童の一年生のクオリティは保育園・幼稚園の年長さんと変わらない。
ダメだと言っても、当室した後に学校に戻ってしまうのは、フツー(例え、忘れ物があっても学校の校舎にUターンしてはいけないルールだ。)はダメと言われたら、多くても三回注意すれば通じるところ、何度言っても分からない、ルールが守れない。
彼等の姿が確認出来なくて、何度、ただでさえ人手が足りないこの職場の大人達が探し回って、あたふたしていることだろう。
こんな一年生が入ってきてる上に、去年から持ち上がった二年生も大人数だ。
だから、スタッフも60人からいる、大勢の一ニ年生相手に怒鳴りまくる。恫喝で無理矢理言うことをきかせようとする。
幸いなことに三年生以上は別の部屋をあてがわれた。多少狭くてもまだ、精神的な苦痛は少ない。
よもや、ここは学童ではなく、入室・退室管理の場所となっていることは否めない。
いつも、子どもの名前を叫び、トランシーバーがずっと
「○○君、何時帰りです。部屋に戻してくださ〜い!」
「○○ちゃん、さっきからお母さんが迎えに来ているのに戻りません!近くにいる先生は声を掛けて下さ〜い!」
「○○コース、五時帰りは○人です。確認して下さ〜い。」
「○○君、カード未提出です!出すよう伝え、部屋に戻してくださいーい!」
を連呼する。
ほぼ全員がトランシーバーを常に携帯し、子どもを探し回り、位置を確認すべく走り回る。
残念ながらここには、保育というものは存在しない。
1日、150人以上の利用者だから全員の名前を覚えている大人が一人もいないのも致し方ない。
これで良いのか?否。
私はB区の子どもに対する仕打ちが余りにも雑であることをとても憂慮している。
しっかりしている子はどんどん一人でなにもかもやることを覚え、必要以上に大人だ。
そうでない子は悲惨だ。1日中、怒鳴られ、無視され、失敗してはまた叱られるの繰り返しだ。
それでも、利用者数は増える一方だ。
私は無闇に子どもに怒鳴らないし、怒らない。
その為か子ども達が本当に始終周りに集まってくる。
甘やかしているつもりはない。こんなババァよりも、若くて爽やかなスタッフと楽しそうに校庭を駆け回る子ども達の健全な姿が見たい!