買い物力を問う。
先日日曜日の午後、もちろん学校はお休みで学童保育はなかったが、私達が最近始めた日曜児童館に子ども達が数人遊びに来た。
ひとしきり遊んだあと、A学童のKO君を含め三人の子ども達に親御さん了承のもとで、お菓子を買ってあげる約束をして、男性スタッフのN君がコンビニに連れて行き、一人200円までという条件で好きなお菓子を選ぶように言った。
🍭🍫🍪🍘🍬
すると、KO君がいきなり、200円超のお菓子を一つN君のところに持って来た。
他の二人は何とか200円以内で果てし無く200円に近づけるべく、二品、三品のお菓子を検討しているというのに…
男性スタッフのN君は、 やや怒り気味に💢
「あのさぁ、200円以内って言ったよね。」
KO君は買ってもらえると思ったのか、例の人懐こい笑顔を斜めに傾け、おねだりモードに入っていた。が、期待は裏切られ、お菓子の選び直しにかかる。
ところが、彼は60円、50円、100円を足すことができない。
その結果、二歳年上のMK君のアドバイス通りのお菓子を買うことしか出来なかった。それは、彼が自主的に選んだものではないので、恐らく不本意だったと思う。
折角、お菓子を買ってもらいながら、微妙な表情で帰って来たKO君。
スタッフのN君は、どこまでも彼を心配する。あいつは何にも出来ないから、責めて買い物くらいは出来るようにならないと…💗
私は早速偽金をボール紙かなにかで作り、来週からA学童でリアル買い物ごっこをしようと思っている。衣類、日用品、野菜など、実際に小売りされている値段を設定して、商品は最初は紙に絵を描いて切り抜くかなんかして、それに消費税なども出来たら教えて、KO君がたくましく生きていける様なきっかけ作りにしたい。それだけでなく、もし、他の子達も巻き込んで盛り上がったら、遊びながらの楽しい社会のお勉強になるかもと、思うのだが。
まあ、それはやってみて子ども達がどこまで乗ってくるかの問題。
ただ、KO君にはマストの課題にしたいとおせっかいババァは考える。