三年生女子の甘えっぷりが半端ない
B学童の別棟で。
本日も光化学スモッグ注意報が発令されて、子ども達は外遊びが出来なかった。
B学童の三年生以上の子ども達四十人ほどが、たかだか70m2の室内でひしめき合っている。
エアコンは、設定20度にしても十分冷え切らない。
外遊びは出来ない、教室より微妙に温かい学童の室内、遊ぶ物も限られてくる。
勿論走ることはNG。どちらにしても、走るスペースは最初から無い。男子も女子も元気を持て余して、浮足立つ。
そんな中、三年生女子が将棋を覚えたいと言って、何人も迫ってくる。😮
勿論、子ども達の希望にはなるべく応えるのが○○さん流。🙂
今日のところは二人まとめて、将棋のさし方を実践を交えて、説明する。
これから、将棋仲間が増えると思うと私の方もワクワクする。(^-^)
座って、二人の女子に相対していると、
背中に一人おぶさってくる。
私は、なるべく立ち上がって、
「ねーんねーん、ころりよ、おこ〜〜ろりよ〜〜🎶」(これは、降ろすための作戦でもある。)
と歌いながら、あやしてやる。大抵は「キモーい」とか言って慌てて降りるのだが、
今日の女子は、違った。なんだか嬉しそうに足をバタバタしてずっと背中にしがみついている。
いい加減、しんどくなったから、また座って将棋に戻る。
しばらくすると、又、違う女子が背中におぶさってくる。グループで私をからかっているかというと、そうでもなく、背中でじっとしている顔ぶれが日頃ちよっとずつ私に甘えてくる子ども達なので、
『あぁ、本当におんぶされたいのだなぁ』
と思い、この子たちは普段どれだけ、家庭で、いいお姉ちゃんや妹や、いい子を演じているのかなぁと考え、切なくなった。疲れてるお母さんの背中よりも、乗っかりやすいのかもなぁ とも考えた。
代わり番こに四人ぐらいを背負い、暑い1日を終えた。
でも私は、少し嬉しかった。
少しでも、この子たちの役に立てているようで有難いなぁと。
こんな背中で良ければ、いつでも貸してあげたい。
でも、本当は、たまにはお母さんやお父さんにおんぶされて欲しいなあとも思った。