えぇ〜そりゃあないよ〜(´Д` )
先週、B学童で、6時から7時の延長保育を担当した。延長保育を必要とする、20人の中にRJちゃんがいた。
RJちゃんは、とても小柄で比較的無口で、でも小麦色の細い体はパワーでいっぱいで、校庭を走り回るすばしっこさといったら目をみはるものがある二年生の女の子である。
18時になり、延長保育が必要な子ども達を本館1Fに移動させる時、その日は日中は雨のぱらつく天気だったので、
「みんな〜傘忘れないでね〜」と
声を掛けたら、RJちゃんを含む三人の二年生女子が、
「○○さん!うるさいっ!!」と
コソコソしていた。
その表情と尖った声の感じが、なかなか険しかったので、RJちゃんには、こんなところもあるのね。と私は認識を新たにした。🤔
殆ど7時近くになって、RJちゃんの母親が迎えに来た。
RJちゃんは、そろそろお母さんがくる頃だろうとランドセルや帽子を入り口付近に用意していた。
それを見ても、お母さんは
「早くしてよ!遅いっ!」
と私と私について来たEI君の目の前で怒鳴った。😨
RJちゃんは、それにもめげずに黙って、上着を着て帰るには暑かったので、それをグルグルっと丸めてランドセルに入れようとした。すると今度は
「ちゃんと畳んで入れろよ!!」
そして、このタイミングで舌打ちをした。😱😢
私もEI君もそれを聞き逃さなかった。
しまった!EI君に聞かれてしまった!
とも思ったが、それより何より、黙ってもくもくとランドセルを背負って靴を履いたRJちゃんを見て、なんとも言えない気持ちになった。
私は帰るこの親子に、
「さようなら。気をつけて帰ってください。」
と声を掛けるのが精一杯だった。
二人が帰った後にEI君は、目を丸くして、
「ねぇ、○○さん!今、あのお母さん、舌打ちしたよねぇ!舌打ちしたよねぇ!どう思う⁉︎」☹️
「EI君、あれはしてはいけないことだと○○さんは思う。あの言葉遣いもね。でも、RJちゃんが可哀想だから、絶対このことは内緒にしようね。」
と二人だけでこっそり話をした。
🙈🙉🙊
RJちゃんのお母さんも急いでいて、忙しくて大変なのだろう。でも、EI君のその感覚は間違ってはいない。彼のその感覚を鈍らせたくはないので、強く同意した。
間違っても、
「色々なお母さんがいるし、みんな忙しいんだから、仕方ないの。」
などと言って誤魔化すのは私は嫌だった。
程なくして、EI君のお母さんが迎えに来た。マイペースでいつも笑顔のお母さん、私はホッとする。
我が子に、我が子だから、あの仕打ち⁉︎
そこまでとことん追い詰められているということなのか!親も子も本当に本当に大変だ!