分かった!分かった!ずっとそばにいるからね。
B学童にいて、最近「あれ?」と思うことがある。子ども達、特に一年生のリクエストの言葉の種類に変化が見られることだ。
因みに今までは、
「先生!見て!見て!」「ねぇ、聞いて!聞いて!」「一緒に遊んで!遊んで!」
くらいだったのが、
学者タイムなどの時間に私の片腕を掴んで、
「ねぇ、お願いだから、ずっとそばにいて!」
と言われることだ。
それも、一人の子どもだけではない。そばにいて欲しいと乞いてくる子どもが数人いて、
「どーしたー?なーに?」
と聞いても原因がよくわからない。宿題の何かが分からないと言った様な理由を慌てて考える子もいるが、どうも何かが不安な様だ。
そう言われたら、私はその子の気が済むまでしばらくじっとそばにいることにしている。
しばらくそばにいて、その子がそのことに満足し、他の子どもと話し始めたりして、私のことを忘れてしまったかなくらいのタイミングでそっとその子の視界からフェイドアウトすることにしている。
私がそばにいることで、安心を得られるのなら、お安い御用だ。確かに私は勉強も積極的に教えている。ノリがいいので、ちょっとした冗談にもノリツッコミする。でも、聞くこともなく、特に何か話したい面白い話があるわけでもない様だ。
もしかして、家でもお家の人が忙し過ぎて、そばにいてやることもままならないのかも知れない。
それとも、この学童の部屋は人が多過ぎて、煩くて落ち着けないのかも知れない。
この子達が楽しく過ごせる為に、何か役に立つのなら、何でもしてやりたいと思ってる。
校庭でも、ちょこちょこと「遊ぼう、遊ぼう」
と言って、ヒヨコの様についてくるこの子達が可愛くて仕方がない。
可愛くて仕方がない一年生が、可哀想で仕方がない、になっていくようにはしたくないと考えている。🤔