ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

こんなことで泣けるなんて!

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今週末に大きな相撲大会を控えたA学童。 

夕方になると、件の男性スタッフが相撲部屋の親方に変身して、熱心な相撲稽古が始まる!

反射神経を鍛える運動や、身体を交わす訓練、体幹を強くするメニューを其々がこなし、その後取り組み練習がスタート!

みんな、必死の形相で相手に飛びかかっていく!
相手に組みかかるタイミングが、コンマ何秒か遅れるだけで、勝ち負けが決まる!🏆

身体が大きくても気持ちの優しい、気のいい三年生男子のKZ君は、毎日の練習の成果が出てきていて、彼の体格の良さと力の強さを生かせる相撲が、だいぶとれるようになってきた。
ただ、いかんせん彼の長所が邪魔をして、時に、冷徹に勝負と割り切った相撲ができずに、相手に勝ちを譲ってしまう様な負け方をする。

協力的な五年生OB(もしかして暇?(^-^))が稽古に付き合ってくれて、彼等と取り組み練習をしてくれる時もそうだ。

今日もKZ君はだめかしらと思いきや、がっちり組んで、押し合って、なかなか勝負がつかず、座っていた私の前を一年生が横切った時、何かKZ君が五年生を押し倒したように見えたのだけど…

えっ!もしかして勝った⁈

とKZ君を見ると、顔を床につけ、両腕で頭を隠し、お尻を持ち上げて、なかなか起き上がってこない!
私は勝ったの?と周囲に確認!みんなそうそうと首を縦に振る。

KZ君を見ると身体を少し震わせている。どうも、泣いて恥ずかしくて顔を上げられないようだ。///

顔を上げた彼!それは、嬉し泣き!

やっと、五年生に勝てた!

こんなに気持ちのいい泣き顔を、私は見たことが無かった❣