どういう大人になるのかしら?
B学童のRT君は三年生の男子だ。
彼は目がくりくりと大きく、まつげが長く、見た目も年齢の割にとても可愛らしいが、やること全般もとても幼い。
やや甲高い声の音量が調節不能で、空気を読むことも苦手。
話す内容も下ネタ中心で、女子がどんなに嫌な顔をしても御構い無しでそれを連発して叫び、はしゃぎ回るものだから、最近は、少し成長した同学年の男子からもリアクションが塩対応になってきた。
みんなが静まりかえっている学習タイムなどもよく通る声で隣の子に話し掛ける。🙉
こんな調子だから、彼が注意されない日はない。🙈
先日の学習タイムの時、私は彼が本も読まず、算数ドリルもやっていないでボーとしていたので、そばに近寄ってみた。
やりかけの算数ドリルの答えがメチャクチャだった!!🙊
だいたい掛け算が全然出来ていない。
私は取り敢えず九九で一番難しいと思われる七の段を言わせてみた。
彼は、そう嫌がりもせず、七の段を言い始めた。七二がもう違う!七二十七ではない!( ゚д゚)
私は心配になって、一の段から言ってもらった。三・六・七・八・九が殆ど間違っている。(´・_・`)
私は自分の子ども達には、長女が三年生になってからは、(反省に基づき)一切勉強しろと言ったことはない。強要して良い結果を生むことは先ず無いと経験から学習したからだ。
ただ、今回は九九も言えない彼がとても心配になったので、この際夏休み中に九九をコンプリートさせたいという気持ちを押さえられなかった。
彼が騒いでいる時は、注意する代わりにRT君に九九を言わせた。
何故か彼に嫌われずに私の提案は微妙に彼に受け入れられ、逆にハイテンションが過ぎてる彼には、良い効果になって、何だかこの頃は落ち着いてきている。
結果オーライかもと少し期待している。
あーお願いだから、成人するまでは、九九をマスターして欲しい!
買い物などで、人に騙されたりしないよう、最低限の加減乗除を身につけて欲しい!!