ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

もし、子どもが「行きたくない…」と言ったら

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今日、『不登校』がテーマの講習会に出席した。

講師は小学校で二十年教師を、その後スクールカウンセラーを十年以上されてきたIY先生だった。
IY先生は、長年、いじめや不登校問題に取り組んでおられるそれはそれは真面目で熱い方だ。

出席者の中には、実際に今自分の子供が学校に行かなくて悩んでる親御さん達や、少し登校をしぶることで心配してる親御さんや、教育現場で働いている方々がいた。

もし、子どもが不登校になったら…

こういうことは、ケースバイケースであるし、子どもの個性にもよるだろうが、

親は先ず自分のメンツを捨て、どこまでも、子どもに寄り添い、とことん付き合い、待つのだ。

学校の先生によっては、学校に戻そう、戻そうとするが、呉々も無理矢理子どもの気持ちを無視して学校へ行かせようとしてはいけない。

私は考えた。
日本では、不登校はいけないことであり、フツーではないことで、行けない子どもに責任がある様に周囲は考えがちだ。そこに、「学校は行かなくてはならないところ」という固定観念は、ないか?
義務教育は権利だ。行きたくなきゃ、他の選択肢もある。休んだっていい。サボったっていい。ラフに、気楽に、学校を捉える手立てはないんだろうか?

親御さんには、キツイキツイ状況だが、勇気を持って立ち向かって欲しいと思い、考えさせられた二時間半だった。

A学童の卒所生で五年生男子、学童の部屋にはたまにぶらっと遊びにくるが、もう教室へは、足が向かなくなっている子どもがいる。彼の母親がなかなか神経質で、学童の部屋に立ち寄ることも余り良く思ってないらしい。

彼がぶらつきそうな場所に行っては、偶然の出会いを期待している。私の立場ではここまでが限度だ。