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ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

彼はがんばってるよ!!

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B学童のWM君は、アスペルガーADHDの両方の診断が出ていて、薬を服用中の三年生男子です。

身体も大きく、カッとなると、コントロールが利かず大きな声で怒鳴り、すぐに手や足がでてしまいます。怖いのでお友達からは少し敬遠されています。

特徴的なのは、彼の声。普段から音量が大きく独特な高めの良くとおる声のせいで、殆ど彼とは内緒話が出来ません。(^_^;)そして、こういう子達は殆ど空気を読むことが下手ですが、彼も苦手です。そして、ルールや物へのこだわりが大変強いことも彼と周囲を隔てています。

お薬も、時々飲み忘れてくるので、彼が登所する日はスタッフの中からすぐ、WM君係が選ばれ、一日中彼を見守ることになります。

調子の良い時は一年生男子と追いかけっこなどして、はしゃいでいることもありますが、大抵スタッフとトランプをして時間を潰します。♥️♠️♦️♣️

先日、人生ゲームを三年生女子が始めようとしていた時、そばにいたWM君が
「僕もいれて」
と彼女らに声を掛けました。
女子達は、
「駄目!」
「無理!」
と言って、彼を無視してゲームをスタートさせます。🎲
普段のWM君ならば、そこで手が出て、ゲーム盤をひっくり返してどこかに行ってしまうのですが、その日はじっと我慢してゲームの進行を見守っています。

私は、この時点ですごいすごいと思い、女子達にいれてあげなよとかイヂワルしないでなどの声掛けもせず、じっと成り行きを見守っていました。

始まって5分ぐらいして、もう一度彼は
「お願いだから、いれてよ。」
と懇願しますが、また冷たく、
「駄目!」「駄目は駄目!」
言われてしまいます。

でも彼はそこを離れず、そして手を出さず、じっと我慢して、ひたすらゲームを見ていました。

その間、彼の目は真剣で自分の中の制止できにくい怒りの感情と闘っているのか、はたまた、どうしたらこの女子達と仲良くゲームが出来るのか
を考えているのか、賢そうにキラキラ輝いていました。

結局、彼はゲームのお金を時々揃えたりなどして少しだけお手伝いをして、ゲームが終わるまでじっとおとなしくしていました。

私は、ほんの20分がそこらではありましたが、彼の尊い学びの現場に居合わせた自分をラッキーと思いました。☺️