ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

そんな目にあってたのー?

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先日私に「死んで!」と一言言い置いて、走り去ったB学童の三年男子のMT君。(2017・9・21の記事をご参照下さい。)私はそれから、ずっと彼を気にかけている。

三日前、久し振りに三年生が過ごす別棟の担当になった。

ギャングエイジの暴れん坊や、少しすまして、「ただいま」を元気よく言わなくなった女子達が続々と帰ってくる。

件のMT君もみんなに遅れて一人で元気なさげな様子で下を向いて帰って来た。

私は受付を済ませた彼を目で追っていた。

彼が(大きな木枠を何本もの縦と横の板で仕切ったタイプで一人当たり50×3cmほどのスペースが与えられている)ロッカーに自分のランドセル🎒をしまおうとすると、四、五人の三年生男子がMT君を取り囲み、そのうちの一人が明らかにわざと自分のお腹でMT君のロッカーを立ちふさいだ。

MT君が、

「どけよ!」

と言って彼を手で叩いてどけようとしたら、

「はあっ⁈ 今何もしてねえのに、人のこと殴ったよねぇ!!」 

と叩き返す。

すると、その一言を皮切りに全員が彼を囲んでワイワイ言いながら、MT君のことを叩いたり、蹴ったりし始めた。

まるで、その筋の人々の絡み…

私は呆れて、受付の椅子から立ち上がって、彼らに近づく。

「あんた達なんなの⁈みんなで寄ってたかって、まるで○○ざじゃん!卑怯極まりない!私はこういうやり方大っ嫌い!!」

と言ってMT君を囲んでいた男子達の肩を掴んで数名押し倒した。彼らは尻餅をつきながら、どこかへ走っていった。

中心で鼻を赤くして俯いていたMT君は、暫く動かなかった。

ちょっとひどくて驚いた。本館に戻り、他のスタッフにも伝えた。

当面、できる限りMT君の周囲に注意を向けて、今日の事態がどれだけ深刻なのか、たまたま流れや乗りでこうなったのか観察し続けたい。