良さそうなお父さん!
B学童に三年生と一年生の姉妹がいる。
姉のYRちゃんは色白で細くて身長は平均よりは高い方。👩🏻👧🏻
性格はというと、 とにかく厄介。究極のかまってちゃんなのだろうけど、わざと人の嫌がる言葉を選んで投げ掛けてくる。何の前触れもなく、目があうと、いきなりニヤニヤしながら、
「○○さんはさぁ。もう少しダイエットした方がいいと思うよ〜」
と一言。
宿題で手間取っていて、私に聞いてくるので、丁寧に説明すると、途中で
「分かったから、早くあっち行って!」
と一言。
教えなければ、変な顔をして睨んでくる。
そして誰に対してもありがとうとごめんなさいが言えない。
捻くれている具合が半端ない。🤔
そして、今年入ってきた妹のHNちゃんは輪をかけて捻くれている。みんなに注目してもらいたくて、ウケ狙いで平気で下ネタでも、人の悪口でも何でも言う。
私に対しては「おばあちゃん!!」だ。
私はオバちゃんにもババァにももう慣れた。実際そうだからだ。ただ、歳に抗っても限界があることを感じているこの頃では、おばあちゃんやおばあさんとなるとリアルに少し悲しい。
顔に出てしまっているのだろう。そこを突いてくるのだから、痛い。😞
その姉妹に五月になってお父さんが出来た。苗字も新たにYRちゃんは新しいお父さんが出来たとみんなに触れ回った。
先週、YRちゃんが珍しく私のところに来て将棋を教えて欲しいと言う。他ならぬYRちゃんの頼みなので、捻くれ発作が出る前に
「珍しいじゃん!やろうやろう!」
と話に乗った。
彼女は紙をホッチキスで留めた手作りノートを持ってきて並べ方やら、基本的なルールやらを書き始めた。私は彼女のやる気が嬉しくて、
「何で、急にまた将棋をしたいなんて思ったの?」
と聞いてみた。
「お父さんが一緒にやってくれるの。」
「へぇ〜良いお父さんでよかったねぇ!!」
「でもね!怒るとすっごく怖いんだから!!」
「そうなの⁉︎もしかして叩いてきたりする⁉︎」
「それは、ないよ〜(^-^)」
どおりで、YRちゃんのかまってちゃんが最近少し落ち着いてきたと思った。
どうか、私の想像している通りの良いお父さんでありますように!