ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

みんな、エライね!(^-^)

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B学童の別棟に時々来るHGちゃんは、私のお気に入りの四年生男子だ。👦🏻

HGちゃんは、男子だがみんなにちゃん付けで呼ばれている。とても人懐こくて穏やかな時は、大人しくて、可愛らしい子でなかなかの人気者だ。

ただ、一度自分の気に入らないことがあると、地団駄を踏んで特徴のある甲高い声で赤ちゃんのように、
「う〜ん!もうっ〜〜!!」
と言い続け、その場所にフリーズして周囲を困らせる。でも、本人もパニック状態なので、他人が困ってることには、おかまいなしである。

先日も、足をだんだんと踏み鳴らし、怒っていたので、
「HGちゃん、どしたー?」
とそっと声をかけた。すると、

「僕の大好きな『すみっこぐらし』の本がなーーい!!」

「分かったから、一緒にさがそう!」

と肩をポンポン叩いたが、本人はすっと動けない。

「○○さん、どーしたの?」とその様子を心配して、HGちゃんのクラスメート3・4人が次々と声をかけてくれる。

このクラスはとても連携が良くて、女子中心にとてもまとまっている。HGちゃんのこともみんなで代わり番こにあれこれ世話を焼き、彼が癇癪を起こしたときは、さりげなく他へ彼の注意を向けようとして、話しかけたり、手を引いたりする。👫

それが自然な感じで出来てることが微笑ましく、私は彼等の邪魔にならないよう、極力HGちゃんのことは、お任せしている。👫👬👭

ので素敵なクラスメート達みんなで『すみっこぐらし』を探すこととなった。

結局、そんなに厚みがなかった『すみっこぐらし』は本棚の中央の奥の方に挟まっていた。📚
HGちゃんは、嬉しそうにそれを手にとって大事そうに抱えて一人になれるスペースを探して向こうへ行ってしまった。

私が、このHGちゃんのクラスメートに感心することは、二点ある。

一点目は、みんながHGちゃんのことをよく理解していて、彼のプライドを傷つけないようにやり過ぎないし、ベースにある、クラスメートとしての対等な関係を維持しているところ。

二点目は、誰彼の差別なく、みんなが公平に、例えば、ちょっとヤンチャ系の男子も嫌がらずに、フットワーク軽く行動するところだ。

お陰でHGちゃんは、この学童で大きなトラブルを起こしたことがない。
学校でもそういう話を聞いたことがない。

HGちゃんの愛されキャラもあるのだろう。そして、恐らく担任の先生の指導がとても良いのではと思う。

ナイスな仲間と先生でよかったね!!
HGちゃん!これからも、元気に遊ぼう!