ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

やはり、顧客ではダメなんじゃあ…

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私が勤務しているA学童は公設公営なので、福祉施設としての役割を担う色合いが濃い。従って、A学童の施設長は(勿論、個人差はある)保育園の様に子どもだけでなく、地域の親御さんも育てようという意識が強く、矜持を持って仕事にあたっている。

ところが、B学童は小学校の敷地内にあるとはいえ民営の施設なので、どうしても営利が優先されるため、利用者即ち子どもも親も「顧客」になってしまう。

すると、何かにつけ親の顔色を伺うので、つまらないことで振り回され、いわゆるモンスターペアレンツのノイジーマイノリティに左右されがちである。

これでは、親御さんも学べないし、何より子どもにしわ寄せがくる。

例えば、A君がB君を噛んで歯型をつけたとしよう。A君には、一番言われたくない体の特徴のことをやめてと言っても言い続けられたのだから、寧ろ噛む権利があった。B君は、歯型を見せてきて痛いと泣きわめく。自分が何を言ったかは一切言わない。

こんなケースでは、「大事なお子さんに歯型をつけてしまった」という事柄だけが先走り、とにかく暴力はいけないとかなんとかいう理由で取り敢えずA君はめちゃくちゃB君に謝るよう強要される。そして何が起こったかをザックリな説明でしか受けていないA君の親御さんもB君の親御さんに謝罪をして幕引きとなる。

これでは、全然ダメ🙅🏻‍♀️だ。

なんといっても、B君は、これでは何も学べない。彼は何故自分が噛まれたかを知る権利がある。知らないと又彼は他の誰かにやってしまうしやられてしまう。

一方、A君の気持ちも考えも、誰にも共有されずに宙に浮いたままになる。噛む事は何故いけないのかを理解できないままに時間に余裕のない大人同士でケリをつけてしまう。

この二つがないがしろになった時点で大いに問題なのである!

毎日がこんな現場で子どもはどう育っていくのだろう…

 

 

新一年生が入ってきた!待ってたよ!

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ここB学童にも、ピカピカのランドセル🎒を背負った新一年生がたくさん入ってきた。

みんな、未だ小学生になったことに慣れていないのか、若干の緊張と不安と好奇心を顔に張り付かせ、神妙な面持ちでいる。

見ていて楽しいのが、今年は新一年生の中に既入所者の弟や妹がたくさんいることだ。

 

四年生のイケメン君SY君の弟はやはりイケメンなのだが、全く顔立ちが違うハンサム君で兄とそっくりなのはその声だけだった。

同じ四年生のメガネ君👓のTO君の弟は顔から体型まで何から何まで兄とそっくり、サイズだけが違う。見事な相似形だ。

六年生のSAちゃんは目が切れ長で、拘りが強くとてもマイペースで三年生までとても手のかかるお嬢さんだったが、新しく入ってきた彼女の弟は輪をかけて、個性的で入所の初日から私達スタッフを振り回した。このYU君はこの学年の台風の目になるだろう。

私が大好きだったV君(2014・5・20の記事に登場)の弟も入ってきた。一年生の頃のV君と同じ顔をしている。長い睫毛を確認していたら、延長保育の時に高熱を出して看病したV君を思い出した。

 

彼らにとって、この部屋で過ごす放課後の時間が楽しいものになりますよう!!

 

 

やっぱり抱っこは大事でしょう。

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B学童では、臨床心理士さんの『愛着障害』が見つけられにくいとのアドバイスそして、男性スタッフが女子児童に触れることの見てくれの悪さ等々を理由に、スタッフが子ども達を膝にのせたり、背中に寄りかからせたりすることを禁じている。

A学童ではそれはない。

A学童の新二年生のRK君は昨年親御さんが離婚して、お母様の実家に引っ越してきた。彼は仲の良い友達と父親を一度に失った。そのショックの為か、一年生の間は結構荒れていて言葉遣いは乱暴で、切れやすく、誰にでもすぐにパンチ🤜してしまう要注意な子どもだった。

だが、施設長の温かい指導や、お母様や周囲の理解のおかげで、だいぶ落ち着いてきた。

そして今では、春休み中の午前中の学習タイムのとき、勉強にはなかなか取り掛からないが、私の膝に乗っかり、じっとして心ゆくまでダラダラと甘える。これを15分から20分し続けると、もう一日、全然落ち着いてしまう!私はこれで3日間ほど成功したので、もう彼は大丈夫なのだと思う。

ちょっと、友達に乱暴されても切れずに我慢出来たりするから驚きである。

人の温もりの大切さを不必要に軽視する事で、逆にどれだけ子どもの不安や苛立ちや寂しさを放置しているのだろう。

B学童で他の大人がいない時を見計らって私に飛びついてくる新四年生の女子がいる。小柄なので、コアラが🐨ユーカリの木にしがみつくように、私の身体に暫くしがみついて、頭をよしよしすると、ニコニコ笑って走っていく。彼女の家庭もシングルである。

子どもがスキンシップを求めてくるのには、必ず理由がある。それをそのままにして、誰もがお行儀よく大人から離れていられると思うことのツケがいつか回ってくる。というより、そのツケが払えないせいで、子ども達がすさんでゆく。

残念だ。

 

 

 

 

 

 

えっ?ちょっと待った!

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A学童の三年生男子のSO君は、やることが雑で、声が大きく、乱暴で、トイレに行ってもまず手を洗わない。彼のワイルドなところをあどけないと言えば、聞こえは良いのだが、とにかく女子受けが悪い。👎🏻先日も、いつも通りトイレに行ってすぐ出てきたので、手洗いをしたかどうか確認したら、案の定洗っていなかった。私は、

「もうすぐ四年生でしょ、そんなんじゃあ、女子にますますモテなくなるよ!」

とお節介心から軽くアドバイスをした。すると、

「いいし〜オレ、妹と結婚するから!」と言い放った。

「えっ⁈ 妹とは結婚できないと法律で決まってんのよ。何考えてんの?」

彼は残念そうに

「マジかぁ〜」

と言って、落ち込んだ。😞

 

 

このSO君を上回る一年生男子がB学童にいたっ!!😦😵

JU君は、オタクである。🦖🦕🦎🐍🦗恐竜と両生類と爬虫類と昆虫が大好きで、本を読んでいても、読んでる本はというと大概それらの図鑑で、折り紙を折っても恐竜と昆虫が中心で、最近は特にエリマキトカゲがお気に入りで、何体折ったことか。Tシャツもお気に入りはティラノサウルス🦖のプリントのものだ!!

こんなJU君は、将来、

カブトムシのメスと結婚するそうだ!!

他のスタッフからこの話を聞いたので、確認すべく本人に聞いたら、やはりカブトムシのメスと結婚する予定らしい。

「婚約者は元気?今、何体?」

と聞いたら、

「うちで飼ってるメスはみんな死んじゃったんだ。だから今はオスばっかり。」

と普通に答えた。

彼はもう何日かで、二年生になる。

大丈夫か?

 

 

フツーの大人になって欲しいです。

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ここはB学童。アトピーがきつくて、首の周りと顔の表面に白い皮膚の粉を纏ったような一年生男子のYT君。(2017・08・23の記事を参照下さい。)

相変わらず、甘えん坊だけど、だいぶ泣き虫ではなくなってきた優しいイケメンの一年生男子SY君。(2017・05・25をご参照下さい。)

大きな闇を心に抱えているかもしれない三年生男子のMT君。(2018・01・15をご参照下さい。)

最近、オヤツのあとにこの三人で一緒にトランプ遊びが出来るようになってきた。🎶🃏

子ども達にトランプゲームの『大富豪』や『51』を教え込むのは、なかなか大変である。

まず、楽しそうでないとやりたがらない。そして、少しルールを説明して面倒臭そうだとやりたがらない。更に実際に、カードを配ってオープンな状態にしてやりとりをする中で多少の理解がないと面白さが全然伝わらず、やりたがらない。

この三段階をクリアして、なおかつ、この○○さんとトランプしたいというテンションを持った者たちだけが私のトランプクラブに入門できる。

三年生男子の七割の子どもはもう入門している。

でも、一年生を仲間にすると、自分たちだけでやりたがる。

そんな流れで私のトランプクラブの常連になったのが、YT、SY、MT君なのだ。甘えん坊のSY君以外の二人は家庭環境が複雑で、しんどそうな感じを受ける。でも、甘えん坊のSY君が、余裕のある分、自分に有利なカード、例えばジョーカーなどが、ダブって配られると、「はい、あげるよ!」と言って、より弱そうな片方にあげたりする。そして、その挙句に結局自分が負けたりしても、ニコニコしている。もう彼は泣かない。

そこいらへんのイラついている大人より何倍も彼は寛容なのである。

私は彼に手を合わせて🙏🏻

「なむなむ…」

と拝む真似をする。すると他の二人も私の真似をする。

あまり普段笑うことのない、MT君も、YT君も歯を見せるほどに大笑いをする。

四人で過ごすこの時間は、私にとって宝物である。

おやつが終わったと同時にトランプを走って取りに行く三人を見ていて、彼らにとってもこれは大切な時間なんだろうなぁと実感する。

 

 

そうだよねぇ。大変なんだよねぇ。

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今、この時期はAB両学童ともに、卒所会の準備で大わらわである。

A学童は子ども中心の発表会形式だから、そりゃもう混乱状態である。

非日常的な、イベントごとが苦手な子どもがあまりにも多いこのご時世。

ただでさえ、普段からテンションを制御できない彼らがハイテンションになり、声は大きいし、動き方もアグレッシブで、卒所会の出し物の練習となると逃げ回る。

 

先日、B学童で巡回でいらしていた臨床心理士の先生が、三月は色々な変化を前にして子ども達もとても不安になりやすい時期なので、フツーの刺激のない日常を過ごさせるように周りが配慮した方がいいというアドバイスをいただいた。楽しいイベントでも、興奮することによって交感神経を刺激するので、自律神経が整いにくいそうだ。

そういうわけで、ダラダラした平坦な学童時間を送れるようにしてあげたいところだが、A学童のように子ども達の発表会形式の卒所会だとそうはいかない。

私は強制性を帯びた練習から逃げ回る子ども達を見て、複雑な気持ちになった。A学童の常勤さん達はとても理解があって、こちらも協力したい気持ちでお手伝いをしている。だから、卒所会も成功させてあげたい。でも、子ども達を見ていると、疲れたような顔をしている。

こういったジレンマは色々な場面で抱えるのだが、少々きつい。

練習をする気がほぼ無い子ども達も多い。無理矢理参加させるのも…

そうも言ってられない。私は一番逃げ回るのに、歌をソロで歌うことになっている一年生のSY君を追いかけ回して捕まえて、        コマの演技に出たいと言っておきながら、練習に参加せずレゴブロックから離れない三年生のSO君を叱りながら、       一人悲しい気持ちになっている。

 

 

 

それは、ありなの?

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B学童の三年生男子のET君。(2017・11・2をご参照下さい。)

最近彼がハマっていることを聞いて驚くとともに呆れてしまった。

ET君は、背筋をピンと伸ばし、両腕を両太ももの傍にピタッとつけたキヲツケの姿勢をしたまま、両足で小刻みにぴょんぴょんと飛んで、壁際にいる相手に向かって軽く自分の片方の肩を押し付けては後ろに飛んで、又前に飛んでは肩を押し付けるを繰り返す。相手がイライラして手でET君を押し返そうものなら、

「あっ!!押すなよーっ!!先生、こいつ、暴力振るうんだけど!!!」

と、訴えてくる。

こちらがET君を注意すると、

「僕は暴力を振るってないよ!!こいつが先に押して叩いてきたんだから。先生、どんな時も暴力はいけないと言ってるよね。なんで、僕が注意されるの?」

と訴えてくる。

完全なる確信犯である。

とんな時も暴力はダメだと言っている私たち大人を試すかのように、というより試している。

仲間から暴力を引き出して、それをネタにして大人を困らせたり、からかったりする。昨年の当たり屋的な行為を含め、スタッフの中でET君の株は下がる一方である。

問題は、何故こんなことをするのかということである。

頭が良く、運動神経もそこそこ良く、見た目もまあまあなET君はお父さんも一流大学卒の高学歴で、お母さんも美人で、気取ったところがなく、夏休みは家族で海外旅行などに行く家庭である。

傍目から見ると、格差社会の上の方にいて何不自由なく暮らしているET君に何の不満があるのか分からないというのが正直なところだ。

思い当たるのは、彼は一人っ子であるということ。ほぼ毎日、夜七時までの延長保育を利用しているということ。そして、彼が激しく泣いたり、怒ったりというネガティブな感情を余り出すタイプではないということ。そして、いつもつまらないと言って、退屈してるように見えること。

これらを考えると、最終的なターゲットを大人にしてトラブルを起こし、その反応を楽しんでる愉快犯のようにも思えてくる。

根っこに何があるのかを知りたい。