ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

教えたい。でも、やり過ぎなのかしら。

f:id:haruna333:20180508093718j:image

私たちの施設児童館のヘビーユーザーのTK君。

先週はフツーに来てくれたが、もうお相撲はすっかり辞めることの結論が出た様で、大好きなK- 1の話題を楽しそうにしてくる。戻って来てくれてそれは良かったのだが…

この日、おやつを買いに行き、グミやガムのゴミ屑を小さなスーパーの袋にまとめて入れて、ギュッと袋の口を縛って大きなゴミ箱に入れるように指導したら、ナント袋の口を結ぶことが出来ない!

やはり…と思った。方向音痴でもあるTK君は空間認識能力が低いのだ。

 

私はTK君の前で、ゆっくりスーパーの袋の左右の取っ手のところを重ね合わせ、片方を交差した部分の下に潜り込ませて結んでみせて、それを二度ゆっくりと繰り返して、固結びをしてみせた。

彼はゆっくりとそれを真似しようとしたが、全然できない。私は何度かトライを促したが、すぐにそれを拒絶してきた。

 

あぁ。これは彼の脳にはとても負荷がかかるのだなと思い、彼がDSで遊び始めたので無理強いはしなかった。

でも、このままではゴミ出しにも行けない大人になってしまうと考え直し、紐っぽいものを用意して、10分ほどしてから再度挑戦してもらった。

そっぽを向いて嫌がるTK君を宥めすかして、何度が付き合ってもらったが、最後にはテーブルに突っ伏してしまった。

そして

「疲れたぁ〜〜もう〜マジめんどくさいし〜」

と言って完全に放り出してしまった!

私は

「ごめん、ごめん、疲れたよねー」

と言ったら、

「○○さん!本当に俺の気持ちわかってる?」

と嫌ーな顔をして目を瞑ってしまった。

本当にとても疲れるようなのだ。私たちには想像出来ない脳の疲れを感じているらしい。

 

悪かったと大いに反省した。次回はもっとうまい工夫をしてみようと考えた。