ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

頑張れ、TI君!

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私達が始めた施設児童館のヘビーユーザー、六年生の双子ちゃんの兄TI君。👦🏻👦🏻

多分ADHDアスペルガー両方の傾向があるだろう彼。ワーキングメモリの働きが弱いのだろうか。何かを尋ねてきて返答をしても、すぐに忘れてしまうので1日に最低三回は同じやりとりをする。

例えば、

「今度、いつ相撲の稽古する?」

と聞いてくる。

「来週の同じ時間よ。」

と答える。

TI君は納得して首を縦にふる。

けれども、15分くらいすると、

「今度、相撲の稽古いつ?」

私は彼を傷付けないように、初めて聞かれたように、

「うん、来週の同じ時間よ。」^ - ^

と答える。

このやりとりを、1日の中で何度も繰り返す。

初めてTI君に会った時は、ふざけているのかと誰もが思う。そして、人の言うことをちゃんと聞いていない、いい加減なやつという印象を持ってしまう。

でも、彼は大真面目である。

そして、案の定と言うべきか自己肯定感がとても低い。

冗談や世間話で、例えば誰かのことを頭が悪いだとか駄目だとか言ってると、全部自分が言われているととってしまい、

「どうせ、俺は頭が悪いですよ。」

とか、

「俺が何か間違えた⁈誰でも間違えはあるよ!」

と、トンチンカンなことを言ってくる。

彼がフツーに買い物ができるようにと、スタッフがお店に連れて行っても、計算が上手く出来ずに200円のオヤツを買うのに1時間かかってしまう!!

こんな状態なので、当然のことながら勉強もとても遅れている。

基礎的な学習支援として、本人が嫌がらない量のプリントの問題(足し算中心)を本人の好きなタイミングでやってもらっている。

彼の未来の見通しはなかなかきついものだ。

もう一つ心配なのは、しっかり者の弟の負担だ。一緒に昼食をとった時も、コンビニで買った蕎麦をほぐしてあげたり、つゆを用意してやったりと、何くれとなく、兄の世話を焼いていた。弟のKS君の負担もなかなかなものだ。

 TI君がここに遊びに来てくれる限りは、なるべく彼が一人で色々出来るようになるようお手伝いしたい。