回り将棋か…
最近学童で将棋で遊ぶ子どもが少なくなった。
その代わりにB学童では、回り将棋(将棋の駒を使ったすごろくの様な遊び)が二、三年の男子の中でとても流行っている。私もよく誘われるのだが、頭も使わずにひたすら駒を振って、駒を進めるこのゲームは余り面白くない。
でも、子ども達はただの運の良さが勝敗を分けるこのゲームに夢中だ。
そして、
「○○が、凄く強いっ!!」
とか、
「○○にはとてもかなわない!!」
とか言って、ちょっと聞いただけでは、オベンチャラに聞こえる様なコメントを言い合いながら、ここ二週間ほど室内ではこの遊びばかりだ。運がものを言うゲームなので、強いも何も無いとおもうのだが。
「フツーに将棋をしようよ!」
とか誘っても、
「えー負けるからヤダ。」
などと言って遊んでくれない。
自分の実力が絡むもので勝敗が決まったり、結果があからさまになるものを、相変わらずむしろ以前にも増して嫌がる様になっている。
トランプのスピードもしかり。オセロも、マンカラもしかり。自分が身につけた技や知力で勝負することから逃げている。
私は今のうちに、己の力の限界に線を引かずに、沢山の友達とどんどんぶつかって勝負を仕掛けていって、負けても負けても諦めずに、自分を鍛えていってほしい。
なので、私はここ数日『物知り比べ』と称してテーマを決めて、例えば『国の名前』なら国の名前を代わり番こに言っていって、出てこなくなった方が負け というゲームを仕掛けては、のってくる子と勝負をしている。テーマが『ゲームの名前』などとなるとこちらは不利だが、
それでも毎日闘っている。