ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

そんなにキツいのか〜〜

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B学童のYT君は七月に赤ちゃんが👶生まれたばかりのお兄ちゃんになりたての一年生だ。

お母さんは生まれたばかりの弟のお世話で大変だ。

そして、お父さんも仕事が忙しいらしく、家族揃って夕飯を食べることが殆どないらしい。

もともと感受性が豊かなYT君は、生き物が大好きで、校庭でトカゲやカエルを捕まえてきては、ずっと観察しているような子どもである。

そんな彼だから、家に帰っても誰にも構ってもらえない今の状況が結構こたえるらしく、いささか情緒が不安定である。

一昨日も何かがキッカケで、ずっと彼はケラケラと笑い続けながら、ヒステリックに大声で意味のない事を叫びながら、部屋をグルグル走り続けてみんなを心配させたらしい。😨

 

今日は将棋教室だったので、担当だった私が外部からお招きしたボランティアの将棋の先生と共に初級クラスのトーナメントを仕切っていたら、ブラブラとYT君が部屋に入ってきて興味がありそうに将棋盤に見入っていたので、

「参加する?」

と聞いたら、首を縦に振ったので、他の子ども達が偶数で対局中だったので、私とやろうと誘って、将棋盤を挟んで座った。

私は良いチャンスと思い、

「YT君のところ、赤ちゃん生まれたんだよね?お兄ちゃん、お世話大変?」

とふってみた。

「僕は世話なんかしないけど、お母さんが大変…」

「僕は疲れちゃう…」

私はゆっくり聞いてみた。

「疲れちゃうのは、お父さんも大変で、YT君一人になるから?」

彼はウンウン頷きながら、

「お父さんは仕事が忙しくって、一緒に御飯も食べられない。」

「……………」

「なんかさーほんとキツいんだよね…」

私が

「どんな風に?」

と聞くと、

「とにかく、俺なんで生まれてきたのか分かんない…」

「えッ!今何て言った?」

「なんで生まれてきたのか分からない…」

私はすごいことを聞いてしまって頭の中が混乱してしまった。言いたいことを言い放った当の本人は、将棋途中でフラフラと又どこかへ行ってしまった。

一年生の子どもからそんなセリフを聞くとは思わなかった。ここのところ、少し暗い目をしてたYT君が、気掛かりになって仕方がなくなった。