こういうパターンはあるよね。
A学童の新一年生の親御さんが、本日朝一番に小学校と学童に電話をしてきた。クレームだった。
内容は、学童のコース別の集団下校の帰り道に自分の息子だけが一人外されて、「一人ぼっちで帰るのが嫌だから、もう学校に行きたくない。」と言っているというものだった。
突然、小学校の男の先生方二人が学童にやって来て、当人と他3名を名指しして連れて行ったものだから、私は何事かとハラハラした。
職員に聞いたら、朝一番にお母さんから電話がきて、帰り道で仲間はずれにされているようだという電話が朝にかかってきたとのことだった。
でも、当人のRK君は結構自己主張が強すぎるくらいの子なので、私は何だか親御さんの訴えがピンとこない感じがした。
小学校の先生から解放されて帰って来た4名に学童の職員がよくよく話を聞いたら、
RK君が勝手に違う道を通ろうとしたり、ふざけて皆んなと違う側を歩いたりするので、他3名が注意をした。それでも、言うことをきかないので、皆んなは指定されたコースを普通に歩いて帰っているだけだということらしい。
私はこの話を聞いて、やっぱりと思った。RK君と一緒のコースの3名は、今までも違う道を帰るなどといった間違いを起こしたことがないし、凡そ一年生を置き去りにしたり仲間はずれにするタイプではない子ども達なのだ。
出た。
親御さんが自分の子どもの言い分のみを間に受けて、クレームをつけてくるパターンだ。
きっと自分のお子さんの初めての小学校そして学童保育のスタート。お母さんもさぞかし不安で一杯だろう。それは分かる。けれども、自分の子どもが話を一切盛らないで、起きた事実だけを俯瞰して話せる、そんな成熟したキャラかどうかくらいは分かるだろう。三割ぐらい間引きして考えられないだろうか。
責めて、クレームではなくて、自分の不甲斐なさも含めての心配事の相談ということで、問題を大きくしないように学童だけに相談するなど出来ないだろうか?
私は息子を育てたことがないので、その可愛さは分からないが、子どもにとって後々プラスに働くかどうかを忖度して行動を起こすくらいのことを期待するのはいけないのかな?と思ってしまった。