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ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

こんなこともあるよ。長い人生だからさ。

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お相撲が強いA学童のKT君が、先日ついに全国レベルの相撲大会に出場した。

会場も大きく、参加選手も小学生から中学生まで、1500名を超える大きな大会だ。

 

当日までKT君は凄く普通で、いつも通り楽しそうに遊び、宿題を面倒臭さがり、ランドセルの中はメチャクチャなままで、よくケタケタと笑い、将棋にちょっかいを出してきたりしていた。

 

当日も応援でついていった私ともよくふざけて、相変わらずここにきても緊張しないKT君のメンタルを羨ましいとさえ思った。

 

開会式もまわし一つで少し寒そうだったが、周囲が相撲クラブや相撲部屋チームで群れてガヤガヤしてる中、個人で出場しているにも関わらず平然としていた。

彼には本当に赤い血が流れているのかを疑ってしまったくらいだ。

 

いよいよ三年生の部が始まる。親方(KT君の相撲のトレーニングを担当した学童スタッフ)と連れ立って指定された土俵に向かっていった。客席からしか見ることが出来ず、もどかしい思いをしながらも見えないメガネで30m先を凝視していたら、どうもソワソワしている風で様子がいつもと違っていた。

 

いよいよ本番!

「ハッケヨイ!」

の声と立ち会いからの一歩。その途端、

相手がポンとKT君の胸を突いた。それで、KT君はそのままバランスを失い、ぺたんと尻餅をついた。

こんなダサい負け方をしたKT君を見たことはなかった…

 

後で親方から聞いたところによると、試合の直前に緊張感が強すぎて、会場の雰囲気に完全に呑まれてしまい、トイレでずっとえづいていたのだという。 

試合のあと、土俵の脇でずっと親方と何を話していたのだろう。なかなか戻ってこなかった。

KT君、まだ小学三年生の小さな君が抱えていた不安や緊張感に全然気付かなくてごめん。能天気な○○さんでした。

 

この経験でKT君は何を得たのか。

 

でも、その日のうちにまだ、相撲を続けると言ったKT君の根性に驚かされた。