ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

そうじゃないんだよなぁ…

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B学童のこと。私のお気に入りのKG君。拘りが強いがニコニコしていてネジが好きな一年生男子が、最近いよいよアスペルガーぽい言動が目立つ様になってきた。そのため、当所のスタッフに怒鳴れまくっている場面に遭遇することが多くなってきた。(-_-)

 

この様な子どもたちを他の子と同じ様に平等に、もしくは他の子ども達の手前、必要以上に怒鳴ったり、厳しく怒ることは私の経験から、事態をより一層悪化させる一方であることを大人は学ばなければならない。

 

KG君も半分悪ふざけで、ニヤニヤしながらやっていることも、いきなり大声で怒鳴られて怒られてしまっては洒落にならない。彼の顔は俄かにくもり、悪い目つきに変わってしまう…(・・;)

 

今日も、施設の玄関口で傘立てにイタズラをしていつまでも部屋に入って来なかったという些細な理由で、いきなり大声で叱られ、暗い表情で入ってきたKG君。 

 

そのあとの学習タイムでは、頑張って騒がずに時間をやり過ごした。が、室内遊びで彼は爆発した。😣😤😡

 

幸いなことに、室内担当は、当所退所の係の職員(受付の机から離れられない)と私の二人だけだったので、KG君が   物を投げる、人を叩く、蹴飛ばす   を阻止すべく静かに、けれど確実に彼を離さない様両手をつなぎ、彼の耳が受け入れようが受け入れまいが、努めてにこやかに落ち着いて語り続けた。

 

手を繋ぎ続けたのは、手を離すと部屋をかけまわり、目立ってしまうし、他の子ども達に傷を負わせてしまう可能性があるからだ。

 

15分くらいもそうしていただろうか、

彼の表情がだいぶ落ち着いてきたところで

「KG君が良い子でありますように。手を離しますよ〜」

と手を離したら、また、駆け出して、他の子どもが一生懸命作ったレゴの建造物を蹴飛ばして壊した!🏃🏻🙀

もう一回、追いかけて両手を繋ぐ。落ち着くのを待つ。✋🏻🖐🏻

 

何度かこれを繰り返して、やっと落ち着いて、靴を履いて外に遊びに出た。👟

 

もっともっと普段から彼に付き合い、彼に上手く周りと付き合っていく方法をアドバイスしたい。👆🏻

 

三十人体制のA学童では、それが可能である。

 

がB学童は大規模学童ゆえに、私達スタッフも一日の仕事内容、場所が入れ替え制になっているので、そこまですることが出来ない。子ども一人に費やす時間も限られている。

 

従って、上記の様な対応を繰り返して、この学童に馴染まなくなっていき、やめていく子が多い。😞

 

先日、巡回指導でB学童に来られた臨床心理士さんに聞いてみた。

 

「何処に行っても、発達の凸凹したお子さんが増えていると聞きますが、先生もそう思われる?」

 

「はい、原因はまだはっきり分かっていませんが、増えてますね。」

 

もっともっと、みんな学ばなければならいんじゃないか⁈