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ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

つまらないなぁ〜これでいいのかしら?

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少し前のことだが、B学童の別棟で三年生の文集を読ませてもらったことがある。子ども達のことをもっともっと知りたい症候群の私ゆえ、また一応、国語科の教員免許を持っているので、B小学校の先生のお手並み拝見という、下心もなくはなく、子ども達の帰りを待つ間に、ほぼ全員分を読んだ。

文集のテーマは、『昨年度(3月に書いたので)一番印象に残ったこと』ということらしかった。(子ども達に聞いた。)

期待外れで、面白くなかった。

各々方程式に、違う記号や数字を当てはめただけのような残念な文集だった。

ほぼ全員が成功体験を書いていた。例えば、僕は、私は、     水泳大会で、  ピアノ、バレエの発表会で、   サッカー大会で、    野球の試合で、     何かしらの賞を貰えた。上手く弾けた、踊れた。勝って、ベスト8に残れた。
僕は私は、一生懸命、頑張って練習した。
お母さんやお父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃんが褒めてくれた。
だいたいこんな感じの内容で、それが四百字詰め原稿用紙に自筆でぴっちり、それはそれはきれいな字で書かれていた。

そのこと自体はとても素晴らしく、本人も結果を得るのに頑張ったんだと思う。
そして、親御さん達はうちの子はすごい、そして他の父兄が読んでも遜色ないときっと笑顔になる。
また、一生懸命字を整え、書いたんだと思う。その苦労?は評価するに値する。

でも、自分の本当の思いを綴ることがどこまで出来ているのだろう?

色だけ違う同じ顔のペッパー君が背中を丸めて作文に取り組んでいる姿を想像してしまう。

本音は周りが上手くなくて楽勝だった、という子もいるだろう。作文には書けなかったが、一点もゴールできなくて、悔しくて眠れなかった試合の方が、印象に残ったはずの子もいただろう…成功体験のネタがなくて、じゃあこんなもんでいいかと決めた子もいるだろう。

例えば、この前観たポケモンの映画に感動したでも良いのでは?親のモンスターが身体を張って子どもを守り、敵と戦う場面に、感動したその気持ちを書けたら素敵だ。
多分その子は九割、自分の母親とそのポケモンを重ねている。そのことに気づいたら、もっと素敵だ。

何故、そう感じた?思った?そのことをしつこくしつこく考えて自分の心の芯に迫るようなそんな思考力を育てることが大切なのではと考える。

同じ様な文の中で1つだけ、光っていた文があった。件の、私をグーパンチしたWM君の文だ。先ず字はいかにも書きなぐったよう。多動の彼に400字はきつかったことと思う。その内容は

学校の発表会で、発表者に立候補して八人の一人にギリギリ選ばれ、練習を始めたが、先生が怒るのでつまらなくて、やめようと思った。だから、一度練習をサボった。だけど、気が変わって続けていたら、当日まあまあの出来で、気分がとても良かった。✨

という感じの内容だ。正直に自分の思いを述べていて人間くさくて好きだ!!!

さすが!と思った。