ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

もう少し自由でいいんじゃないなかぁ

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B学童の冬休みのある日。朝10時から始まる学習タイムの一場面。
はっきりしたASD(自閉症傾向)を持つ三年男子のABちゃん。

彼はパニックになると「ウーー」と唸って、「こんな物ー、こんな物ー」と物に当たり散らし、蹴ったり、叩いたりする。体が小さく、力も弱いので、人には反撃されるので物にいくのだろう。

そんなABちゃんと、気持ちの優しい、編んだ長い髪の可愛らしい三年女子のBCちゃんが、学習タイムの時間に並んで腹ばいになって、魚の図鑑を広げ、二人で絵を指差しながらあれこれと静かにうなずき合いながら、楽しそうにしていた。
大きめの窓からは冬晴れの日が差し込み、二人を照らす。👫🌞📖

私はこの美しい光景にみとれて、素敵だなぁと少しうっとりしてしまっていた。

そんな優しい時間をこわす、職員さんの怒鳴り声。
「二人とも、ちゃんと席についてっ!! 「本は一人だけで読んでくださいっ       !!!」

二人とも、それは静かにしていて、他の子供の迷惑になることは一切なかったのに…
ルールはルール、他の子供もやりたくなるからということらしいが。

私はABちゃんをじっと見ていた。
彼はパニクることなく、悲しそうなかおをして自分の席に戻った。

もうちょっと、何とかならないかなぁ…