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ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

ちょっと、つらいなぁー

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A学童のW君は整った顔立、なかなかおしゃれな着こなしで一年生なのにいつも小綺麗にしている爽やか系のイケメン君だ。若干高めな声で楽しい時はケラケラとよく笑う子でもある。

彼のお兄ちゃんもこの学童にいた。でも卒所はせずに、途中でやめてしまった。
結構はっきりした、ASDだった。
体育館での親子球技や、他の小学校でのけん玉大会など、非日常的なイベントが大の苦手で、パニックを起こしてしまう子供だった。学童にいても他の友達とは遊べず、段々と学童から足が遠のいてしまった。

W君も少しその傾向があるとのことで、入所した当時から、私達スタッフは彼を注意深く見守りながらやってきた。

入所した当初は、大人しく礼儀正しく自分の物もちゃんと管理が出来る、寧ろ他の子供よりずっと手のかからない子だった。

ここのところ、どうも本領を発揮するようになってきた。昨日、気がつけばW君がいなくなっていた!学校の敷地から脱出したのはこれで二回目である。

私は他のスタッフと一緒に学校から彼の通学順路をくまなく探し回った。
何人もの子供たちが
「○○さん!W君なら、こっちの道の方に行ったよ!」
「さっき、ここにいたよ!」
などの情報を提供してくれた。
私は彼等の情報に頼って道を辿った。
そして、もしやと思い校門へ一度戻ったら、他のスタッフに取り押さえられた形でW君がいた!!
私は駆け寄って
「W君、本当に本当に心配したんよ〜」と声をかけた。
そのまま抱きしめたかったが、そうはいかなかった。
本人が泣いて暴れて逃げ出そうとする気満々で、私は彼の両手を握りしめるというよりは、押さえ抱え込み、泣き叫ぶ彼を脇に抱えてそのまま、部屋まで連れて行くしかなかった。

その後も、親御さんと連絡が取れず、ずっと二時間くらい施設長と交互に後ろから抱えるように叫び続ける彼を押さえつけ、彼が落ち着くのを待った。

五時に頃になってやっと彼も落ち着き、普通に話すことも出来るようになり、親御さんと連絡もとれたので、私が彼を家まで送り届けた。
帰り道は人が変わったように私に機嫌良く色々話し掛けてきてくれた。

彼の両手を押さえつけた時間の長かったこと…
彼を押さえつけていること自体がつらかった…不本意だったけれどやむを得なかった。

私と 施設長はヘトヘトになって、
施設長は具合すら悪くなった。

これからも起こりうる事態であることを、どうやったら防げるのかを、考えながら家路に着いた。(−_−;)