ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

将棋やろう!と君の言ふ。

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B学童でのこと。
三年生男子ともなると、もう静かに部屋遊びなんぞはしていられないのが当たり前。

そういう訳でわたしが彼が一年生の時から仲良くしているr君も、三年生になって、捕食の時はいつも落ち着かず、きちんと席に着くよう、注意されてばかりいる。

彼との思い出(?)で忘れられないのが、r君が一年生の秋。r君の様子がいつもと違い、だるそうにしていたので熱を測ったら、38・7℃❗️🙅🏻
慌てて、部屋を移動し布団を用意して彼を寝かした。
親御さんは父母共に忙しい方々でいつも通り19時でないと、迎えに来られないとのこと。

私は頼まれて、r君を看病することとなった。
5時ぐらいには38度台だった熱は6時には39度台に…
呼吸は早く、浅く、苦しそうで、汗も出なくなってきた…私の娘達はそれ程熱をだしたことがない。😱
r君の潤んだ瞳と長〜い睫毛が浅い呼吸と一緒になって上下するのを心細く見守っていた。額のハリピタを幾度も取り替え、補水液をナントカ飲ませようと、何度も声を掛け、チョビチョビ水分補給をして、あとはなるべく静かにして、用事があれば、極力小さな低い声で受け答えをするついでに、励ましの言葉掛けをした。
平気を装って、「こんな熱、ぜーんぜん大丈夫。明日にはらくーになるからねー」などなど。

私は二年前の夏からこの施設で働いているので、この施設にも子供達にもまだ慣れているとはとても言えない新米指導員
だったから、あの時の心細さをよく覚えてる。
私があんな気持ちだったのだから、肝心の本人はさぞかし不安で心細かっただろうと思っている。

もう、あれから二年以上がたち、今では少しヤンチャで捕食を大人しく食べられない彼に、

「r君、一年生の時熱を出して私がr君のお世話をしたのを覚えてる?」
と聞いてみたら、

「うん!覚えてるよ!」

とはっきりした返事。

「嬉しいなー
でも本当に○○さんは心配だったよ。」

捕食タイムのあとで彼が久しぶりに声を掛けてきた。

「○○さん!!将棋しょう!!」

私は嬉しくって将棋盤を取りに行く途中、転びそうになった。