ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

やっぱり、毎年います。(−_−;)

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B学童の新一年生。U君は見た目は細っそりとして、目が細く、顔も長く背も標準よりは高く、色白の大人しそうな子供である。🚶
入所した当初からこの子には注意が入りにくいなぁと思っていました。
部屋の中をフラフラし、名札の安全ピンを自分でとめることが出来ず、外遊びは何時までで、自分が何時に帰るのか、殆ど把握出来ていないのでした。🏃
幼い一年生のこと。そんな子は結構いるのですが、昨日U君が特に心配になってきた出来事がありました。

二年生の男子が校庭の片隅で何かにせっせと砂をかけたり、枝で突こうとしていたので私は様子を見に行きました。
標的にされていたのは、黄緑色のイモムシ。🐛
私は
「この子は可愛いモンシロチョウになるかもしれないよ。無闇矢鱈に生き物を虐めたりしてはいけないよ。」
と言いました。二人の二年生は不服そうな顔をしていましたが、取り敢えず、砂をかける手をとめました。
そこにさっきからいたのか、今現れたのかU君が、普段は言葉数が少なく静かに行動しているにも関わらず、
突然、
「殺せ!殺せ!    殺す殺す殺す!」と
大きな石をイモムシの上に落とそうとしました。 
私は
「U君、殺す  は良くないよ。やめよう!!」
ととめましたが、もう、間に合いませんでした。
イモムシは気づけば石の下敷きに。
そしてU君は走り去って行きました。

私は彼が気になり、彼の後を校庭遊びの間中付いて回ったのですが、嫌がる友達のTシャツの中に石を入れようとしたり、自分より体格のかなり小さな友達を押し倒して泣かせたりと、結構な活躍をしていました。
一度、彼の腕を掴み、
「U君、友達の嫌がることは、やめよう。」としかりましたが、
目は、あらぬ方向を向いたまま、感じとしては、野生のオオカミか何かのように
「ウワァ〜!!!」と叫び、
いっこうに注意は入っていきません。

グレーゾーン確定かなと思うと同時に、これから彼をどう指導していくかについて、もう一人の指導員と話し合いました。🏫