ハルナおばさんの子守りEYE

パートの関係で子供と接触することが多いので、最近の子供達についてあれこれ感じていることを書きたいな〜と。

最近聞いた話でとても考えさせられた!

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知り合いから聞いた興味深い話がある。

ある有名私立小学校の三年生女子が学校で何人かのグループに筆箱を隠されて、その筆箱は教室のゴミ箱🗑から発見された。

隠された女の子をAちゃんとする。Aちゃんのお父さんは法律家。弁護士なのか、判事なのかは分からないが、とても割り切った考え方をお持ちの方だそうだ。

彼はAちゃんの筆箱の一件を聞いて学校に赴き、「これは大人であろうと子供であろうと、人の物を黙って盗んだのだから『窃盗罪』なので警察に通報する。」

 と言って、学校と隠した子ども達・その親御さん達を震え上がらせたらしい。

そして結局、頑として周りの説得に耳を貸さなかったAちゃんのお父さんの言う通り、学校は渋々警察に連絡して対処したらしい。

 

Aちゃんのお父さんは仕事でも、例えば

『あの時、子どもにあんなにしてやったのに…』とか、『そこまで親にしてもらったから…』とかいった考え方を全否定するらしい。それは間違っていると。

『あの時したのは自分が子どもにしたかったから』

『そこまでしたのも親がしたかったからした』

なのだ。

自分の子どもにあれもしてやれなかった、これもしてあげれなかったと未だに色々引きずっている私はちょっと考えさせられてしまった。

そして、筆箱を隠すなどといったトラブルは学童の現場でも比較的起こりやすいものだ。こういう考え方の親御さんにどう向き合うか、そういう時代であることをよくよくみんなで考えなければいけないと思った。

 

運動会はやっぱりいいなぁ!

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先日、A小学校の運動会を学童のスタッフ達と見に行った。☀️🎌

天気にも恵まれ、秋の爽やかな日差しを浴びながら、子ども達は走ったり、投げたり、踊ったり、乗ったり、引っ張ったり、押したり、叫んだり、はしゃいだり、大忙しだった。

🇺🇸🇮🇸🇦🇷🇮🇳🇬🇧🇨🇦🇯🇵    🍱      🏃🏻‍♀️🏃🏻

長年、学童の仕事で通っていて馴染んでる小学校なので、一年生から六年生まで、知ってる顔でいっぱいだ。

入場や退場で、移動する際に私の脇を通りすぎる時も、向こうから

「○○さーん!」

と声をかけてくれたり、こちらから、

「○○ちゃん、頑張れ!」と

呼びかけると、笑顔でこたえてくれたり、自分の席からこちらをじっと見て私達が手を振るまで、変顔をし続ける子がいたり、私達を見るとあえて無視したり(それはそれでその子っぽくてありな感じ)、久しぶりに見る子で思いの外、背が伸びていて大人っぽくなってると、もう誰なのかちょっと分からなくなっていることも嬉しい!!ましてや、男子も高学年になると話す声が声変わりしていて、驚いたり…

競技や演技を観るのも楽しいが、😊こういった出会いが運動会の醍醐味でもある!

『ソーラン節』はこの地域ではどこの小学校でも必ず高学年の種目となっているが、テキパキとメリハリのある動きと力強い曲と、何といっても、熱量が伝わってくる一生懸命な子ども達の表情が大好きだ!!!

組体操は年々事故の危険を避けて、大人数で組むピラミットなどはなくなったが、それはそれで無理はしなくて良いと思った。運動が得意な子も不得意な子もいる中、全員に強制する何かから良いものは生まれてはこないと思うから。

全員が参加できて、気持ち良く演技できることが一番だと思う。

事故も無く、みんなの笑顔で終えた運動会、おつかれさま!

 

回り将棋か…

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最近学童で将棋で遊ぶ子どもが少なくなった。

その代わりにB学童では、回り将棋(将棋の駒を使ったすごろくの様な遊び)が二、三年の男子の中でとても流行っている。私もよく誘われるのだが、頭も使わずにひたすら駒を振って、駒を進めるこのゲームは余り面白くない。

でも、子ども達はただの運の良さが勝敗を分けるこのゲームに夢中だ。

そして、

「○○が、凄く強いっ!!」

とか、

「○○にはとてもかなわない!!」

とか言って、ちょっと聞いただけでは、オベンチャラに聞こえる様なコメントを言い合いながら、ここ二週間ほど室内ではこの遊びばかりだ。運がものを言うゲームなので、強いも何も無いとおもうのだが。

「フツーに将棋をしようよ!」

とか誘っても、

「えー負けるからヤダ。」

などと言って遊んでくれない。

自分の実力が絡むもので勝敗が決まったり、結果があからさまになるものを、相変わらずむしろ以前にも増して嫌がる様になっている。

トランプのスピードもしかり。オセロも、マンカラもしかり。自分が身につけた技や知力で勝負することから逃げている。

 

私は今のうちに、己の力の限界に線を引かずに、沢山の友達とどんどんぶつかって勝負を仕掛けていって、負けても負けても諦めずに、自分を鍛えていってほしい。

なので、私はここ数日『物知り比べ』と称してテーマを決めて、例えば『国の名前』なら国の名前を代わり番こに言っていって、出てこなくなった方が負け   というゲームを仕掛けては、のってくる子と勝負をしている。テーマが『ゲームの名前』などとなるとこちらは不利だが、

それでも毎日闘っている。

そうきたか…

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校庭にいて見あげると抜ける様な青空がとても気持ちいい季節になってきた。😄

B学童の子ども達は今日も元気だ。

三年生男子のMK君は、最近少し日によっては友達と群れて遊べる様になってきた。(2017・7・25の記事をご参照下さい。)

昨日も五人ぐらいのグループと一緒におやつの席に着いていて彼はご満悦だった。

私は彼が一人ぼっちではないことにホッとした。

勿論、自分が良くて一人で堂々と座っている子もいる。それはそれで良い。

ただ、感受性の強いMK君は、一人でいることのきまり悪さが顔にアリアリと出てしまうので、痛々しいのだ。

おやつも終わり、私は校庭に出る当番だったので、急いで玄関に向かっていた。

途中、

「○○さ〜ん!」

と呼びかけてくるMK君の声に気付き、慌てて後ろを振り向いた。

「俺さぁ、○○さんにすっごく言いたいことが、一言あるんだよね。」

「えっ、なになに?」

と私はニコニコして、かがんで、彼の口の高さに私の耳👂を合わせた。

「死んで!」とMK君が一言。

はぁっ⁈

私は自分の耳を疑ったが、彼はニヤニヤしながら走り去って行った。

ちょっと、どういうことかよく分からない。

MK君が本気で言ったのか、タチの悪い冗談なのか、そして私をからかっただけなのか、子どもなのだから、余り考えないで発した言葉なのか、いや、彼のことだから、本気なのであれば、十分理解した上での言葉だろう。

私は軽くパニックになった。

この頃、私は彼を表立って庇うことをあえてしないできたが、その意趣返しなのだろうか…

それにしても、なんてセンスのない言葉選び!

いや、腹立たしいのはそこではない。

近いうちに捕まえて、どういうつもりで言ったのか聞いてみようと考えている。

 

 

何でこの子はこんなにくっついて来るのだろう?

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B学童のSY君は全体的に小柄ながらも、イケメンで何でも器用にこなす、可愛らしい一年男子である。(2017・5・25の記事をご参照ください。)

相変わらず、とっても甘えん坊さんでずうっと私のあとをついて来る。付いて来るのは嬉しい😃。

私も1日ずっとSY君と遊んでいたい。

ただ、どうにもそれでは彼の為にはならないことを知っている。

人にそれ程嫌われる様な癖は無いし、だいぶ色々なことを我慢することを覚えたので、他の子からの誘いが結構ある。

でも、私といる方が良いらしい。

室内にいる時は、将棋やマンカラで二人で遊ぶ。

でも、校庭では鉄棒や雲梯に興味のないSY君とでは、時間を持て余してしまう。SY君は、ずっと私のお尻にくっ付いているか、私の足の甲を踏んで私の両手にぶら下がっている。

誰かが誘いに来ると私は、

「○○君が鬼ごっこしたいみたいよ!行ってきな!」

と背中を押すのだが、

「○○さんのそばがいい!」

と言って離れない。🤦🏻‍♀️

こんな可愛い子を独り占め出来て、一緒にいられるのだから、そりゃあ有難いことこの上ない。👦🏻

今に私の顔すら忘れてしまう様になることは分かっているのだから、今だけの楽しみを味わいたい気持ちにもなる。

 

SY君は何か悩んでいたり、考え込んでる様子もない。お迎えにいらっしゃるお家の方(ご両親)との関係も良好そうに見える。

 

少し様子をみようかな。

 

ついつい、SY君に甘々になってる自分を叱りながらやり過ごすこの頃である。

 

 

 

 

ブンブンごまはやっぱり面白い!

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私はスーパーに行くと、プラスチック製のしゃもじや竹串や栓抜きなどに並んで吊るされているタコ糸についつい手が伸びてしまう。

何故ならブームが過ぎた頃になると、丸く切った厚紙かボール紙に穴を二つ空けてタコ糸を通して作るブンブンごまにはまる一二年生の男子 があらわれるからである。

先日も赤い細い糸で作った輪郭ガタガタのブンブンごまを大切そうに抱え、

「紐が切れたから直してー!○○さん!」

と一年生のYT君が言ってきた。

自分が何で生まれてきたかわからなくなっている(2017・8・23の記事をご参照下さい。)他ならぬYT君の頼みなので私は全力で紐を繋いだ。そして、きちんと結べたか試しにブンブンごまを思いっきり回してみた。すると、繋いだばかりの弱い細い紐は今度は二箇所でぷつんぷつんと切れてしまった!😱

私は

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

と幾度も手を合わせてYT君に謝った。

するとYT君は若干残念そうな顔をしたが、すぐに興味なさげに

「別にいいよ。」

と醒めた表情で言ってくるので、私はそれが余計に気に入らなくって、

「お詫びに明日スっごく強くて回しやすいヤツ作ってくるからね。約束!!」

と指切りをした。

本当は全員にあげられないものを特定の子に上がることは禁じられているのだが、他に欲しかってくる子がいたら随時全員に作ってくるつもりで私は彼と固い約束を交わした。

忘れないように、手の甲にブンブンごまとかいておいた。

翌日、ジャージのポケットにそっと厚紙とボール紙を三枚貼り合わせた自信作のブンブンごまを忍ばせて、YT君の登所を待った。

きた時にすぐに、

「ほら、昨日の約束!!」

と渡したが、YT君はふーんと言ったきり、それをランドセルにしまい込んだ。

私は結構ガッカリ😞して別棟に向かった。

でも、2時間ほどして一二年生が過ごす本棟に帰ってきたら、三人の子からブンブンごまを僕にも作ってと言われた。

実は私のいないところで、大いに自慢していたらしい。😄👍

 

素直じゃないんだなぁ。でも、良かった!喜んでもらえて!!

私は明日も急遽頼まれたブンブンごまを三つ作っていかなきゃ!

 

理解できないことには従わない。

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はーい、新学期開始!みんな元気かな〜という気持ちで出勤。相変わらず元気ではち切れそうな子ども達。 

将棋をやろうという男子、マンカラをやろうという女子、クワガタを折紙で折ってという男子。みんなにやろうと約束をしても、時間切れになって、違う棟に行かなきゃならないことがままあるので、この頃は全員に、

「時間が作れたらね。」

と言って、最初に声掛けしてくれた子から順に遊ぶ。

誰かの為に折紙を一緒にしていても、誰かしらが横から膝に乗っかってきて、誰かしらが背中に貼り付いている。まだ、暑いので💦ちょっとしんどいが、子ども達がそれで落ち着くのなら、全然構わないとおもっている。

ところが今日ミーティングの際に、

先日巡回指導に来た臨床心理士から、

『この学童は、職員と子ども達との身体接触が気になる。』

とのアドバイスがあったそうで、全員おんぶも抱っこも禁止する旨が発表された。

私は、余程のことがない限りお家の方の代わりに抱きしめたり、おんぶしたりすることをやめようとは思っていない。子ども達にわかってもらうように説明だなんて、私にはできない。

今まで通りにするつもりだ。

大人の都合でルールをちょいちょい変えて子ども達を戸惑わせて、何も考えてないのかと思う。

この頃、不安定な子どもが増えて来たように思う。

この学童に原因がないとよいのだが…